梅雨明けして
いよいよ土用干しの段階に成りました✨
前回の記事はこちら
土用とは
暦の中の時期を表す言葉の一つ
毎年7月21日頃から8月7日の立秋前日までの期間を土用といいます
※閏年の時は1日前にズレます
土用干しとは
生活に関する様々なものを干す年中行事なのだとか
一年のうちで1番晴れている時間が長い事から
衣服や本
田んぼに梅干しなどを干すタイミングとされてきたようです
私も早速
7月22日から3日間かけて
梅干しを干しました✨
✾干しの作業✾
【用意するもの】
漬けた梅
干し笊や干し網
✾1日目✾
今年は三段になった干し網を使用します
一つ一つ丁寧に
隙間を開けて並べます
この時
赤紫蘇は干しません
赤紫蘇は最終日に干すので
梅酢に入れたままにします
梅酢が入った瓶は
漬けていた時と同様に
部屋の中で待機させます
そしてここからは
人によってやり方が違うと思います
ここに書いているのはあくまで私のやり方です✨
1日目は
2、3度ほど梅の上下をひっくり返します
まんべんなく太陽の光を浴びさせて
しっかりと干します
なので初日だけは
外出の必要がない日を選んで干しています
2、3度ほど梅の上下をひっくり返しながら
1日干して日が暮れてきたら
一度すべての梅を瓶に戻し
梅酢か全体に回るように瓶を振って
その中で一晩休ませます
干す前に上の方にあった梅が
今度は下の方になるように入れてます
なんとなくの感覚です
おやすみ✨
干したら干しっぱなしではなく
一度瓶に戻すのが私のやり方✨
✾2日目✾
2日目も同様です
瓶から出して並べます
2日目は
そこまで頻繁に梅の上下をひっくり返したりはせず
氣付いたらひっくり返す
くらいのゆるい感じです
なので2日目はお出かけ出来ますよ✨
日が暮れたら
初日同様に瓶に戻して
また一晩休ませます
✾3日目✾
3日目 最終日✨
最終日には赤紫蘇も干します✨
瓶も外に置いて太陽光を当てます☀
干し方は2日目とほとんど同様で
氣付いたらひっくり返す
くらいのゆるい感じです
赤紫蘇は
瓶から出す前に梅酢をしっかりと絞って
網や笊の上に広げて干します
この時
紫蘇に隠れて梅干しが紛れている事もあるので
絞る際は確認をしっかりして
潰さないように注意しましょう
(私は2・3個潰してしまいました💦)
梅干しをひっくり返す時に
一緒に赤紫蘇もひっくり返して
全体に太陽の光が当たるようにして干します
そして最終日は
日が暮れても瓶には戻さず
干したまま外でひと晩越します
赤紫蘇もそのまま
梅酢の入った瓶だけ部屋に戻します
今年はちょうど満月の日でした✨
この
一夜を越すことによって
夜露に当てるのがポイントらしいですよ✨
日が明けて翌日になれば
梅干しの完成です✨
ここまでしっかり干せば
もうカビたりする事はありません✨
さすが保存食
凄いですよね✨
✾干し終えた梅干しの保存方法✾
干し終えた梅干しは瓶に戻します
赤紫蘇も瓶に戻しても良いですが
カラカラに乾燥させて
ミキサーやブレンダーで粉砕し
塩をお好みの量加えて味を整えれば
自家製ゆかりふりかけが作れます✨
お好みでお召し上がりください✨
普段の梅干しの食し方は
直ぐに食べる分だけ
瓶から別の容器にいくつか入れ替えて
冷蔵庫で保存しています
無くなったら補充を繰り返して
半年足らずくらいで食べ終わりますね✨
✾補足✾
なぜ干した梅を瓶に戻すの?
梅干しは干す事で水分が飛び
旨味だけが残ってどんどんと調和していくようにかんじています
なので
干して乾いたところにもう一度梅酢を吸わせて
再び干して水分を飛ばすを繰り返す事で
旨味を凝縮しているんです
とはいえ実際に
その違いがあるのかどうかはわかりません(笑)
私はそうした方がいいなぁとかんじたので
そうしています✨
3日間干したままでも
充分に美味しく仕上がると思いますので
やりやすい方法でお試しくださいね🍀
干す前と
干した後で
嵩に少し違いがありますね✨
夏本番がやって来て
うだる暑さがしばらく続きますが
梅干しを食べてミネラルとビタミンを補給して
暑さを乗り切る事が出来そうです💕
梅は
塩で締めて
太陽でも締めて
陽を極めた素晴らしい保存食✨
内側からエネルギーをサポートしてくれる事でしょう✨
最近
とっても美味しいお海苔さんをいただいたので
なお一層おむすびが捗る夏になりそう✨
最幸💕
以上が私の梅干しの作り方でした✨
何かしらの参考になれば幸いです💕
皆様 素敵な梅干しライフを✨
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