5年前の鞍馬口駅前の天狗さん
こちらは今の天狗さん
先日
雨風吹きすさぶ中
鞍馬・貴船へと足を運んでまいりました
天候もあって人は少なく
静かに散策する事が出来ます
以前はいつ訪れただろう?と
振り返ってみますと
早くも2年前
2年前もまた
以前はいつ訪れたかな?と振り返ると
さらに2年前だったようで
2年周期くらいで
訪れたくなるのかもしれません
2年前 2年前を繰り返し
かれこれ何度足を運んだのだろう
とても大好きな場所です
この日のような天氣なら
いつもなら雨だから辞めておこう
と思ってしまうのですが
何故かどうしても
心の奥深くで
行くべきだ
という想いが強くて
それに従う事にしました
結果的にそれが良かったようです
自然はいつも変わらずそこにあって
変わるのは我々人ばかり
そんな風にかんじてしまう
変わらぬ威厳の大杉さん
今回
雨の中鞍馬山を歩いて行く事に
私は何をかんじるだろう?と
少しの期待を持って赴きました
雨の不快さに心が負けないか
足元の悪さに恐れが出ないか
色々サラリと過りましたけれど
不思議な事に終始清々しく
不快さなど欠片もありません
今日は来るべくして来たんだなと
心が理解します
いつも人で溢れる場所も
このような状態
空氣も静かで澄み渡り
エネルギーが心身に染み渡るのをかんじます
澄み渡り
染み渡る
韻を踏んで
なんかラップみたいですね
いつも巡る場所に立ち寄り
その時々にかんじるものを
ゆっくり味わってみますと
良く来た 良く来た
と歓迎されてるのを
肚の奥でじんわり温かにかんじられ
とても嬉しくて
ずっと笑顔で歩いておりました
身体がかんじる負担も
鞍馬山を登る途中から足がパンパンになって
貴船へ至る頃には膝が笑って歩くのも大変
なんて事もかつてはあったのですが
この日は全く疲れる事もなく
むしろ
エネルギーが満たされていくのをかんじておりました
本当に面白いほどに
全くしんどくないんです
義経と弁慶が出逢ったとされる場所に至る頃
雨が止み
晴れ間が差して
人はらいのされた空間に
キラキラと祝福が満ちていました
なんてキレイなんだろう
目に映る世界が本当に美しくて
ずっとここにいたいと思うほどでした
その後も
奥の院へ向かう道中で
鹿さんに遭遇
ん?来たの?
と親戚のおばさんが迎えてくれたかのように
じっと見つめられました
可愛い
鹿がいる事は聞いていましたが
遭遇するのは初めて
嬉しい出逢いです
人はらいはまだまだあって
この写真には人がいらっしゃいますが
この後すぐ帰られました
この日得られた氣付きは
胸にあった想いに対して
それで良いという確信をかんじた事と
やはり全ては移り変わっていくんだという事
次へ行く決意に対する後押しをかんじた事
何も変わっていないようで
実はちゃんと変わっていて
その変化は人それぞれオリジナルのスピード
聖なるタイミングによって
もたらされるんだという事
独り占めせず
繋いでいくんだという事
護られているんだという事
そんな色々を深く得る事が出来ました
かつて私がいた場所には
もう私はいません
今はすぐにかつてとなる
過去には何もないんです
今この瞬間を味わって
移り変わっていく事を
喜び
楽しまなきゃね
この日の出来事に感謝