先日
朝方に歩いておりますと
青い外壁の建物が目に入りました
あれ？
確かあの建物は白い壁だったはず
隣の建物は白い壁だけど
知らぬ間に塗り替えられたのかな？
と思ったのですが
近くへ行くと
青色に見えていた建物も
隣の建物と同じ白壁だったんです
その日は朝から
晴れ間はあるものの雲が厚く
薄明るい光で
大きなビルの影になった場所は
光が更に遮られています
光の屈折の関係なのでしょうか
明度の関係なのでしょうか
白が青に見える
そんな明るさだったんです
一昔前に
白に見えるか青に見えるかと
話題になったドレスがありましたよね
正にそれが建物にも起こっていた訳です
どんな光を
どのようにあてるか
それだけで見え方が全く変わるんだよと
朝の何氣ない時間に
太陽が教えてくれました
光をあてるというのは
フォーカスする事とも言えます
どんな視点で
どのようにフォーカスするか
それだけで見え方が全く変わる
と言う事ですね
自分が今見ているソレは
どんな視点で見ているかな？
どこにフォーカスしているかな？
光をあてる場所は他にはないかな？
頑なにならずに
視点やフォーカスする場所
光のあて方を変えていく
柔軟性を備えておきたいですね
色々な見え方を知っていると
他の見え方があるかもしれないと
一つの見え方に囚われ
振り回される事もありませんし
何より
面白さが増すような氣もします
