生活の中に
仕事の中に
対人関係に
様々なやり取りがありますが
その中で
確かにそれは正論だなぁと思っても
なんだかモヤモヤする事があるんです
こんな時はこうしたら良いよ
この場合はこうしなきゃいけないよ
それだと良くないからこうしたら?
言葉にするとそんなに大した事ではありませんが
それでもモヤモヤが残る事があったりします
確かにそうなんだけど
でもそう出来ない事って
誰にでもあると思います
完璧な人などいないですから
わかっていても出来ない事はある
他にも
これはこうなんだからこうすべきだ
といった正義も同じです
正義というのは
それを持つ人の中でのみ有効で
他人にもそれを求めるのはエゴだと
私は考えています
ですので
こうするべきだ とは
安易に言えるものではないとかんじています
少し心に留めておきたいのは
正義や正論は
必ずしも「正解」ではない
という事
人にはそれぞれに
聖なるタイミングというのがあって
そのタイミングに到達していない物事に
正論をぶつけたところで
受け止める事も
受け容れる事も出来ないんです
それを察知出来ずに正論をぶつけ続ける事は
エゴの押し付けになってしまいますので
しっかりと相手の状況を観て
必要な言葉に置き換える必要があるとかんじます
相手に変わる事を求め過ぎていると
そんな立ち回りをしてしまいがち
相手に変わって欲しいのは
自身の許容する心が乏しい可能性があります
自身のコンプレックスから
周りへの過剰な言動に転化させてしまうものに
ハラスメントがあります
最近は正論ハラスメントという言葉もあるようです
そうならない為にも
自分の言動をよく観て
いつも氣付いておく必要がありますね
自分に氣付けないようでは
他人の微細な反応も
かんじとる事は出来ないでしょうから
氣を付けて観て
氣付いておく
よく観るんだよ
よくよく観るんだよ