母親に笑顔になって欲しくて
母親に幸せになって欲しくて
そんな女性の元に
子供達は生まれてくると聞きます
子育てが上手くいかなくても
自分を責めなくていいよ
お母さんに逢えて嬉しいよ
生まれて来れて幸せだよ
言葉が話せない赤ちゃんは
そんな事を伝えたくて
泣いたりするとも聞きます
自分が子供の頃に
そんな想いを抱いていたかなんて
正直覚えてはいないし
子供を育てている世代の方々は
我が子がそのような想いを抱いていると
かんじていたりするのでしょうか
掴みどころのない
子から親への愛
随分と大人になった今
私達もすっかり
忘れてしまっている想いかもしれません
ところが先日
私の母親が助けを求められ
好意で手を差し伸べたにも関わらず
理不尽な事を言われたと聞きました
それでも
その方の不自由を助けたいと思って
色々とサポートをしていたのですが
失礼な態度が加速しているようで
母親から聞かされるのは文句ばかり
その時に
こちらとしては
愚痴を聞かされる事は不愉快ですし
文句言いながらも
そんな環境に出向く矛盾もかんじるし
母親も周りも
良いエネルギーから
引き離されている感覚がしたんです
だからと言って
文句ばかり言うんじゃないよと
母親を諌めるのも違うと思い
私の口から出た言葉は
「随分と歳を重ねて
すっかり逞しく育った私だけど
それでも
子供の立場として言わせてもらうなら
自分の母親を蔑ろにされるのは
あまり良い氣分じゃないし
そんな人のところには行って欲しくないなぁ
例えどんなに恩がある人だとしてもね」
というものでした
それで思い出したんですよね
あぁ私
母親に笑って欲しいと思ってるし
幸せになって欲しいと思ってるなぁって
この想いを持って
私はこの世界に生まれてきたのかぁって
人生って一つの輪のような氣がしていて
生まれた時にスタートした場所に還っていく
肉体も
精神も
愛も
だから大人になって
氣付いたというか
思い出す事っていうのがあるんだろうなぁと
今回の出来事でかんじたんです
その後
私のその言葉を受けたからかどうかは不明ですが
母親はその方と距離を置いて
オーラもすっかり軽くなって
元氣を取り戻し
よく笑っておりました
子供が望む笑顔が
そこにありました