今日は祖父の33回忌と大叔母7回忌の法事で
久しぶりに親戚一同が集まりました
一同ではないな
一部でした
私はご住職のお説法を聴くのが好きです
確か中学生頃の事
祖父の法事の時に
先代のご住職がお話しくださった内容が
とても深く心に残っておりまして
セッションの時にも時折お伝えする程に
大切にしているお話があります
法事の度に
その時の風景が思い出され
改めて深く噛み締めるのです
なので法事の時は
今日はどんなお話がされるのかな
と楽しみにして参列しております
さて
今日の法事では不思議な事がありました
お経をあげるご住職の声というかエネルギーが
まるで先代のようだったんです
あれ?
今 来てるのかな?
とかんじておりました
読経を終えて
お楽しみのお説法の時間
ですが先程の事が氣になり
お説法をお話いただいている際に心の中で
こんなお願いをしてみました
「先程の読経の時に
先代が一緒に読まれていましたか?
もしそうであれば
お仏壇のロウソクの炎を揺らしてください」
するとなんと
ロウソクの炎が揺れ…
ませんでした(笑)
揺れなかったんですねぇ
なので
あら 違うのか
と思った矢先
突如として
お説法の内容が先代のお話になりました
それは
先代が良く現住職に話していた内容で
「お経を読ませていただく時には
我が身だけではなく
いつもご先祖様が側に付いて
一緒に読んでくださっている
いつも近くで見守って助けてくださっている
そうかんじるんだよ
有難い事になぁ
ナンマンダブ ナンマンダブ…
といつも言うてましたわ」
というお話
なるほど
これが回答ですね
やっぱり一緒にいらしたんだ
と納得いたしました
面白いですね
お答えくださり有難い事です
✾
親戚 従兄弟
集まった者皆高齢で
私達がかつての親の年齢となり
親達はかつての祖父母の年齢となっています
お兄ちゃんと慕っていた従兄弟も
聞けばもう定年(前倒しだけど)だったり
両親や伯父(叔父)伯母(叔母)など
かつて強く逞しく見えていた先人達も
今は身体も弱く小さくなっていて
いずれあの世へ招かれて
この世の扉を閉める日がやってくる
それは然程遠くない未来にかんじられました
宇宙の理の通りに
全ては巡り
移り変わるんだなぁと
改めて
こうして逢える事の慶びと感謝
今日の 今この瞬間の命に感謝の想いが募りました
「仏さんというのは
命を以て
遺された我々に
多くの学びを与えてくださる
尊い命と引換えても尚
我々に与えてくださるんです
有難い事なんです
有難い事なんですよ」
秋晴れの心地良い季節
親戚の町内でも
法事の最中秋祭りが行われており
神輿やふとん太鼓が集結し
掛け声や太鼓の音で賑わっておりました
人の氣を寄せ
土地の氣を上げるのがお祭り
土地の氣を上げる事で
住まう者たちから
災いを遠避ける先人達の愛の一つです
そこにもまた
様々な命から与えられた
大きな学びや慶びが
溢れていたのでした
ご先祖様にご挨拶の機会をいただき
お説法も楽しませていただき
お下がりも沢山いただいて(やったー)
嬉しいおめでたいお話もあり
とても満たされる時間でした
大人になったなぁ
生きるって
本当に素晴らしい事ですね
嬉しい事ですね