この世から突然、人類がいなくなったら地球はどうなるのか。
そんなシミュレーションをCGで再現した動画を見て、地球の力の凄さを感じました。
人間がいなくなって一万年も経てば、
かつては栄えた華やかな街さえも、
小さな草花から始まってやがては立派な木が生い茂り、
全てを飲み込み分解して自然に還していきます。
人間がいなくなる事で、地球が自然を取り戻すという結末。
いかに我々が地球を痛めつけているかを思い知りますし、
地球の自然治癒力には、我々人間の力など到底及ばないのだなぁと感じます。
確かに、
周りにある空き家なども、
人が寄り付かなくなった瞬間から命の光を失い、
どんどんと草木にその権限を明け渡していますよね。
「廃墟」「成れの果て」なんて言われたりしますけれど、
そうして建物が朽ちていくのは、
それぞれの素材が自然に還る為のプロセスで、
再生に向けた「始まり」でもあります。
つまり朽ちるとは
「命が再生する事」
なのでしょう。
いつだって始まりを生み出す地球。
母なる大地、命を育む地球たる所以。
地球の自然治癒力は本当に凄いです。
浄化作用は本当に凄いです。
私たちの身体もいつか、
地球の浄化作用の力を借りて大地に還ります。
少しでも地球に優しい身体で抱き締められるよう、
この身体を大事に扱うようにしたいものです。