西日本豪雨の影響により、
多くの被害と犠牲者が出ました。
お亡くなりになった方々には、
心よりご冥福をお祈りいたします。
また、
被害に遭われた方々には、
一日も早く復旧がなされ、
日常が戻って来る事をお祈りいたします。
今出来る最大で、
充分にご自愛くださいませ。
晴れの国と呼ばれた岡山県でも、
過去に見ない降雨量と冠水などの被害が見られました。
これまでの予見が通用しないような事が起きた、
という事です。
ワイドショーでは、
何故ここまで被害が拡大したのか、
というような原因究明の報道をしているようですが、
よくよく内容を見てみると、
「誰が悪いのか」
の犯人探しに聞こえます。
責任問題があるから、
誰が責任を取るのかをハッキリさせる必要がある、
のかもしれませんが、
私はどこか違和感を感じています。
確かに責任を持ってもらう事は大切だと思います。
これからの復興に向けての旗振りをしてもらわなくてはなりませんし、
皆が安心して暮らせる環境を整える必要がありますから。
だけど、
コレをしていなかったのは問題だ、
もっとこうして対策を取っておくべきだったのではないか、
何故それに誰も気付かなかったのか、
怠慢としか言いようがない、
などなど、
過去のことをアレコレ指摘して、
その関係者を非難するのはちょっと違うように思います。
後からならいくらでも言えますよ。
指摘なさる方は、
自分がその関係者だったなら、
本当にそれだけの発案が出来たのでしょうか。
自分だったらちゃんとやれてた!
とでも言うのでしょうか。
タラレバの起きなかった出来事に、
何の保証があると言うのでしょうか。
これこそ無責任ではないでしょうか。
確かに、
すべき事をしないというのは良くないと思います。
しかし、
予想出来ないものは出来ません。
人それぞれ、
想像力や発想力の違いもあります。
出来ないものは出来ないのです。
様々な要素も絡み合って、
成らぬ組織となってしまったかもしれませんが、
今この瞬間にそうなったのではなく、
これまでの蓄積もありますし、
井の中の蛙大海を知らずで、
気付かない環境である事さえも、
わからない時はわからないのです。
最善を尽くすとは、
その人達がやれる最善であって、
誰もが納得する最善ではありません。
だからこそ、
これからはこうしていきましょうとサポートする心を寄せるならまだしも、
お前が悪い、お前が悪いと攻め立ててしまっては、
元も子もない。
その「叩き」が、
隠蔽体質というものを生み出しているようにも思うのです。
私たちには、
「赦し」の概念があるはずなのに、
その能力を封印しています。
封印されていると言ってもいいかもしれません。
帰らぬものは仕方ない。
自然の力には逆らえません。
そこに怒りを燃え上がらせる事に、
何の意味もないという事を、
昔の人はよくわかっていました。
だけど、
現代に生きる私たちは、
簡単に怒りを燃え上がらせます。
亡くなった方が浮かばれないだろう、
と思う方もあるかもしれませんが、
どうすれば逆に浮かばれるのでしょう。
亡くなった事きっかけに、
誰かを攻め立てて良いという免罪符にする事そのものは、
亡くなった方も安堵する行為なのでしょうか。
同じ事を繰り返さぬよう、
今から対策を考えて変えていきましょうと、
未来の命を守る行為ではいけないのでしょうか。
命が永遠であるという事も、
私たちはすっかり忘れてしまっていますよね。
だから、
目の前の失われたものに執着してしまい、
それをきっかけに諍いを起こそうとしてしまいます。
地球さんは、
そんな思考エネルギーも含めて、
不浄なものを自然治癒する働きが活発になっています。
この災害をきっかけに、
私たちは思い出さなくてはなりません。
本当に大切な事を。
過ちを赦し、
共に助け合い、
世界を変えていく為に、
行動を変える、
意識を変える、
本当の意味で自分を満たし、
本当の豊かさとは何かを理解する。
原因究明にかこつけて、
誰かを悪者にして悦に浸るような低俗な評論は辞めましょう。
出来る事、
これからの未来を構築していきましょう。
当事者の方々は、
しばらくは悲しみや怒りの中にあっても良いと思います。
そうすべきです。
しっかり感じ切ることが重要です。
ですが、
それに支配されないように、
感情にひと段落ついた時には、
光の目で見る事を大切にして欲しいと思います。
少し辛辣な内容かもしれませんが、
正さねばならない時が来た、
そんな風に感じるのです。
取り戻さねばなりません。
私たち一人ひとりの神性を。
目を覚まさねばなりません。
私たち一人ひとりの神性に。
私たちの意識もエネルギーです。
この世は、
潜在的な集合意識の表れです。
内なる意識を変えていかなくては。
私たちで世界を変えていかなくては。
地球さんに良いエネルギーを送り、
助け合わなくては。
被害のない場所に住む我々は、
出来る支援を行っていきましょう。
復興ボランティアでも良いし、
(現地情報をしっかりチェックしましょう)
義捐金でも良いし、
(信頼のおける団体に寄付しましょう)
無理の無い範囲で、
出来る支援をいたしましょう。