3年前までは
毎年お参りに行っていた
昨年は何故か足が向かず
甥っ子たちとイオンへ行って
疲れ果てていたのも遠い記憶
せっかくの年末年始だから
家族と過ごす事も大切ですが
身を置きたい場所が違うならば
無理をする事もないと学んだ2018年
再び
行ってまいりました
「鞍馬山尊天幸福への祈り」
人間をより向上させるためにまた
富と栄光とを増し加えるために
月のように美しく
太陽のように温かく
大地のように力づよく
尊天よ あふるるみ恵みを与え給え
この聖所に於て
平和が不和に打ち勝ち
無欲が貪欲にを征服し
誠意ある言葉が虚偽を克服し
尊敬が侮辱に勝つ事を得せしめ給え
我々の心に歓喜を与え
我々の魂を高め
我々の肉体に栄光を与え給え
宇宙の大霊であり
大光明 大活動体にまします尊天
我らをしてみもとに集まり
礼拝し 御心に近づく者に
新しき力と栄ある光とを与え給わんことを
全ては尊天にてまします
尊天とは
この世に存在するすべてを生み出す
宇宙生命
宇宙エネルギー
鞍馬寺の金堂には
千手観音菩薩(月輪の精霊で慈愛の象徴)
毘沙門天王(太陽の精霊で光の象徴)
語法魔王尊(大地の霊王で活力の象徴)
がお祀りされており
慈愛と光明と活力の源
三身一体尊天とされています
金堂の下には
清浄髪奉納祈願所があり
こちらには
信徒の方々の御髪が奉納されています
小我 凡我を脱却して
宇宙の大霊 大光明 大活動
体にまします尊天に生き
真我にめざめ
これの分身である「清浄髪現世祈願」のために
銘香一柱を薫じたてまつる
鞍馬寺に記された言葉は
全てが心にフィットします
大いなる源に於いて
真我にめざめ
世界の為に祈る
昔はかつての友人と
観光気分で参拝しておりましたが
スピリチュアルの師匠でもある友人に
こちらの参拝の仕方
巡るべき場所などを教えていただいてからは
お参りの度に新たな発見があり
心身が引き締まるようにかんじます
レイキヒーリング発祥の地ともあり
お参りする事で
私自身が癒されているのでしょうね
小我 凡我を脱却して
真我にめざめる
人生におけるテーマでもありましょう
お参りの後に
振る舞いの甘酒をいただき
たっぷりと金堂を満喫した後には
いざ山越えて貴船へ向かいます
雪がまだ残る山道は
太陽に照らされ
溶け出した雪が高い木の枝から降り落ち
まるで雨のようでした
ぬかるんだ足元にも
より一層の注意を払い
一歩一歩 歩を進めます
この山越えで一番しんどいのは
不思議と
汗だくで息が上がるほどでした
いつも転法輪堂で阿弥陀如来様と繋がって
心静かにしているその空間で
クールダウンしているように思います
そして金堂でヒーリングされて
いざお山ですから
足取りも軽くなるのでしょうね
しかし
今回の鞍馬山は
2年前と大きく様相が一変しておりました
有名な木の根道は
雪に濡れてしっとりとし
穏やかにお迎えくださっているような雰囲気
それは
その先にある
この風景を見る私たちへ
慈愛の眼差しを向けてくださっているかのようです
大杉権現社に
周りの大木が倒れ倒壊
見る影もありません
昨年の台風の影響で
沢山の倒木がありました
鞍馬山も大変だったようで
大きなものから小さなものまで
複数のお社が倒壊しております
その手当の為に
周りの大杉をも切り倒して
拓けた状態に
これを見て
想う人は想うでしょう
被害はここだけではなく
お山全体でしたから
道ゆく方々は
何を想い
歩き抜けたのでしょう
私は
あぁやはり
全ては無常であるのだなと
変わらずに在り続ける事などないのだなと
改めて感じました
大杉が切られた事により
山に沢山の光が差し込むようになり
鬱蒼とした空気も
風に乗って吹きやられ
「新」がそこにお出でなさった
「今この瞬間が始まりの時である」
そんな雰囲気に満たされておりました
とても自然には敵わない
圧倒的なエネルギーでした
そんな事を思いながら
以前に訪れた時とは違う
明るい山道を進み
思いの外あっという間に貴船口へ到着
時空にも変化があったのかな?
と思うくらい
早い到着でした
変わらぬ雰囲気で
沢山の方が参拝に訪れていました
そして
残る雪に心沸き立った大人たちによる
異時間の共同作業
雪だるまの量産
微笑ましくて
嬉しくなりました
破壊と再生
そんな言葉が心に浮かびました
新たに何かを立てるには
元あるものを壊さなくてはならない
つまり
宇宙のエネルギー
慈愛 光明 活力の源が今
新たにこの地球に注がれる
2018年の台風は
その為の破壊を促し
それにより2019年は
新たな創造が始まる事を示していた
…のかもしれませんね
深いですね
貴船神社へお参りしたのなら
もちろん
キャピキャピと水占みくじも引きました
大吉です
春から縁起がよろしくて
恋愛については
「多くて困ることあり」
だそうです
あらま
モテ期でしょうか
ともあれ
楽しい始まりの新年でした
かなりの長文になりましたね