お盆に入る前に
海に足を浸したいと思い
お出かけしてきました
何年もかけて改装されていた海岸の施設が
オープンして初めての夏
辺りがキレイになって
以前よりも賑わっていました
例年はいらっしゃらなかった
ガードマンのおじ様が
信号待ちの間に話かけてくれまして
この改装の時に
砂浜の砂を海に戻したんだと教えてくれました
どういう事なのか尋ねますと
波が寄せる度に
海底の砂が海岸に押し上げられるそうで
改装前は砂浜に段が出来て
海で泳ぐ姿を砂浜から見守るにも
姿が見えなかったのだとか
砂を海に戻す事で
海水に降りるまでがなだらかになり
見守りもしやすくなったそうです
なるほどそうなんだと思いながら
昨年までの砂浜の状態を
全く思い出せない自分に驚きますが
でも言われてみれば
確かに段になっていたかも…
私の記憶はともかく
素敵な配慮ですね
都会では灼熱の暑さが続きますが
海辺は本当に涼しくて驚きます
何かで見たのですが
過去180年の最高氣温は
大して変わってないのだそう
37度とか40度とか
過去にも記録されているようです
(気象庁の記録にあるらしい)
では何が違うのか
それは
最高氣温と最低氣温の差が
昔に比べて狭くなっているのだとか
昔は
最低氣温が20度を下回る事もあったそうですが
今は25度を下回る事が少なくなりました
そういえば
氣温が25度を越える夜を
熱帯夜呼んでいましたが
最近は全く聞きませんね
代わりに良く聞くようになったのは
猛暑という言葉
最低氣温も30度の日がありましたし
ずっと暑いのが昔との違いのようです
その暑さは
環境によるもの
海辺はとても涼しかったので
やはり自然が側にある事で
快適に過ごせるのだなぁと思いました
前々から思っていた事で
私の中で事実だと確定した事があるのですが
都市開発は必ず失敗するんです
向こう5年は感じにくいですが
どんなに都会であっても
10年もすれば必ず廃れていく
その為に
場所を変え手法を変えて
様々な開発 地方再生などを手掛けるものの
人が関心を向けるのは最初だけで
遅かれ早かれ必ず飽きるので
必ず廃れます
なのに
手当たり次第に開発開発と進めてきた結果
この灼熱が私達に与えられたのかなと
勝手に解釈しております
瞬間的な刺激や
目新しさ
利便性ばかり求める事を辞めて
少しずつ手放し
自然に回帰する事が
これからの私達には
必要なのかもしれません
拡大ではなく縮小
希薄さではなく濃密さ
自然の恩恵に氣付いて
感謝し
共存する道を
この地球に住まわせていただける事に
感謝できる心でいられる道を
選びたいなぁと
帰宅する道の
アスファルトが照り返す暑さをまといながら
思い馳せておりました
完全否定はしませんが
もう少し減らせるとなぁと
土と木々を増やせたらなぁと
思いますね
ほんとに