日常に溢れるメッセージ

日常に溢れる様々なメッセージを綴ります

自然の側でかんじたこと

f:id:nakatakaori:20240810224254j:image

 

お盆に入る前に

海に足を浸したいと思い

お出かけしてきました

 

何年もかけて改装されていた海岸の施設が

オープンして初めての夏

辺りがキレイになって

以前よりも賑わっていました

 

例年はいらっしゃらなかった

ガードマンのおじ様が

信号待ちの間に話かけてくれまして

この改装の時に

砂浜の砂を海に戻したんだと教えてくれました

 

どういう事なのか尋ねますと

波が寄せる度に

海底の砂が海岸に押し上げられるそうで

改装前は砂浜に段が出来て

海で泳ぐ姿を砂浜から見守るにも

姿が見えなかったのだとか

 

砂を海に戻す事で

海水に降りるまでがなだらかになり

見守りもしやすくなったそうです

 

なるほどそうなんだと思いながら

昨年までの砂浜の状態を

全く思い出せない自分に驚きますが

 

でも言われてみれば

確かに段になっていたかも…

 

私の記憶はともかく

素敵な配慮ですね

 

 

都会では灼熱の暑さが続きますが

海辺は本当に涼しくて驚きます

 

何かで見たのですが

過去180年の最高氣温は

大して変わってないのだそう

37度とか40度とか

過去にも記録されているようです

気象庁の記録にあるらしい)

 

では何が違うのか

 

それは

最高氣温と最低氣温の差が

昔に比べて狭くなっているのだとか

 

昔は

最低氣温が20度を下回る事もあったそうですが

今は25度を下回る事が少なくなりました

 

そういえば

氣温が25度を越える夜を

熱帯夜呼んでいましたが

最近は全く聞きませんね

 

代わりに良く聞くようになったのは

猛暑という言葉

最低氣温も30度の日がありましたし

ずっと暑いのが昔との違いのようです

 

 

その暑さは

コンクリートアスファルトに囲まれた

環境によるもの

海辺はとても涼しかったので

やはり自然が側にある事で

快適に過ごせるのだなぁと思いました

 

 

前々から思っていた事で

私の中で事実だと確定した事があるのですが

都市開発は必ず失敗するんです

向こう5年は感じにくいですが

どんなに都会であっても

10年もすれば必ず廃れていく

 

その為に

場所を変え手法を変えて

様々な開発 地方再生などを手掛けるものの

人が関心を向けるのは最初だけで

遅かれ早かれ必ず飽きるので

必ず廃れます

 

なのに

手当たり次第に開発開発と進めてきた結果

この灼熱が私達に与えられたのかなと

勝手に解釈しております

 

瞬間的な刺激や

目新しさ

利便性ばかり求める事を辞めて

少しずつ手放し

自然に回帰する事が

これからの私達には

必要なのかもしれません

 

拡大ではなく縮小

希薄さではなく濃密さ

 

自然の恩恵に氣付いて

感謝し

共存する道を

この地球に住まわせていただける事に

感謝できる心でいられる道を

選びたいなぁと

帰宅する道の

アスファルトが照り返す暑さをまといながら

思い馳せておりました

 

アスファルトやコンクリートからの恩恵もあるので

完全否定はしませんが

もう少し減らせるとなぁと

土と木々を増やせたらなぁと

思いますね

ほんとに