私が光を求めれば
それと同じだけ影が生まれる
光が強ければ強いほど
その影は色濃く深まる
それらは背中合わせで
必ず同時に存在する
もし私が
光だけを求めれば
私の影はどこへ行くのだろう
私が私の影を受け容れないのであれば
私の影はどこへ行くのだろう
私から切り離されてしまった行き場のない影は
世の中で悪しきものと見られているところへ
引き寄せられ力を与える
そうして
その悪しきものとされる者たちが
私の影を担う事になる
いや
その悪しきものとされる者たちに
担わせてしまっている
光も影も
私から生まれたものであるのならば
誰かに片方を担わせてしまうのは
自分を半分放棄した事になるのではないだろうか
今すぐ
方方に散ってしまった
私のエネルギーを回収しなさい
私の魂を
私の元へ帰しなさい
光の方へ光の方へと求め過ぎるが故に
渇望に至ってはならない
影は悪ではない
影より光が素晴らしいのでもない
「影も光も」
それが私
私の影も全て含めて
引き受けなさい
私の中の光と影を全て受け容れ
統合させなさい
混沌とした世の中が教えるのは
自分の影を放棄した私のエゴ
私達のエゴ
一人ひとりが
陰陽抱き参らせて
統合し
強い柱となりましょう