思い返すと、
6回ほどの大きな地震の記憶がある。
抜けているものもあるかもしれないけれど、
思い出せるのは6回。
その中で、
一番自分の住まいに近い場所だったのが、
今回の大阪地震。
だけど明らかに、
今回が一番冷静なように思う。
慣れた、
というのとは違う。
捉え方が変化したのだ。
地震に対するネガティブな意識にまんまと呑まれていたのが、
一線を引いて客観視できるようになったのだ。
今、私がすべき事は何か、
それを理解できるようになったのだ。
被災地より遠くに住んでいる方は、
是非、
地震被害の情報から離れて欲しい。
目の前にある普段の生活、
その中の幸せにフォーカスして欲しい。
自分の心を一番大切に扱って欲しいし、
ポジティブなエネルギーで大阪の周りを包んで欲しい。
できる援助があるのならすれば良いと思うけど、
被害状況を見て独断で行動するのではなく、
市の社会福祉協議会やボランティア協会の情報を見て、
そこで求められている事に必要な力を添えて欲しい。
交通の動線が発達した都会だから、
実際のところ、
物資の運搬には困らないと思う。
状況を把握し、
取りまとめる事が難しいのではないだろうか。
これは、
どの地域でも共通だろう。
一番簡単に出来るサポートは義捐金だ。
取りまとめ先に充分に注意して、
寄付したらいい。
ほんの少しだとしても、
無理なく出来る事をすれば良い。
多くの方の心の安定こそ、
これからの復興に必要な柱なのだから。
大丈夫と言って、
求められる時に手を差し伸べてくれる人が居るという事そのものが、
支えになるのだから。
そんな事を、
これまでの震災を傍観し、
経験した事で学んだ。
皆んなで沈んでいてはいけない。
変化の前触れ、
前進の前触れ、
次の一歩を大きく踏み出すには、
いつも通りの生活を送ってくれている、
被災地以外の方々のエネルギーが支えとして必要。
出来る支援と共に、
愛ある祈りを送ってくれたら、
きっと大丈夫だと思う。
これまでは、
まだまだネガティブが深かった。
これからの為にも、
視点を変えることだ。