日常に溢れるメッセージ

日常に溢れる様々なメッセージを綴ります

教える事の忍耐

f:id:nakatakaori:20181105062430j:image

 

教えてもらった立場として

思う事がある

 

 

 

散々言われていた事なのに

その時は全く実行する事が出来ず

 

実行する氣にもなれず

 

時だけが過ぎて行き

回り回ってある日突然

 

アレをしよう

 

と素直に実行出来るようになる

 

 

 

なんて事がままある

 

実行出来るようになるまでには

半年以上

一年以上かかったものもあるけれど

だからといって

叱られるなんて事はなく

そうなるまでずっと

見守られて来た実感がある

 

 

人には

その人だけのタイミングがあって

声を掛けたからといって

その時が完璧なタイミングであるとは限らず

 

その人に

聖なるタイミングが訪れるまで

口出しをせず

横槍を入れず

見守り 

祈るという忍耐が

教える側にはある

 

時に教える立場になる事もあり

その時にはそれで対応してはいるけれど

自分もそのように見守られている

という事に

これまで氣付けない事があったように思う

 

 

これをやってみようと思ったそれは

いつか誰かが教えてくれた事かもしれない

 

言われて瞬発的に反発し

受け容れなかった事かもしれない

 

その時の反発心が

お相手の方からの見守りに氣付けないように

フィルターをかけていたのかもしれない

 

 

 

教える事の忍耐は

それなりに大変な事だ

 

相手を大切に想うからこそのならば尚更

相手を信頼して時が満ちるのを共に待つのだから

 

それはそれは有難い事

 

日々

自分に氣付いていなければ

見落としてしまう学びのように思う

 

 

私たちはいつも

誰かの愛に支えられている