「人付き合いは腹八分」
以前に見た仏教関係の昔々の方の言葉には
「人付き合いは腹六分」
と更に割合が変わっています
出典とどなたの言葉なのかは
メモを捨ててしまっており失念しておりますが
美輪明宏さんも同じように仰っていますね
これを受けて私は
「少しよそよそしくしなさい」
と言う事なのかな?と思っていました
自分のまま付き合ってはいけないよと
白黒絶対主義のなせる業
これが違えばこれ
なんと極端な考え方でしょうか
だけど今は違う捉え方をしています
「人付き合いは腹六分」
足らずの四分は
相手への思い遣り
配慮
慮る心
愛
と言う意味があります
それを自然に湛えられる自分でありなさい
と言う意味なのですね
よそよそしさを持ちなさいではなく
親しみを持って
相手を敬いなさいと言うのが
その足らずの四分に含まれています
全てに於いて
愛でありなさいと言う
美しい意味があるんですね
日本人の性質でもある遠慮がちな性格は
本来こういうところに活かされるものなのでしょう
配慮や本当の意味での謙遜という精神を備えている魂なのですね