かつての自分なら
怖いと思っただろう事
腹が立つと感じただろう事
悲しいと感じただろう事
瞬間湯沸かし器のように怒りが駆け抜けるような事
そんな事が今は
ガラスケースの中にあるモノを
上から 横から眺めるように
観ているのをかんじる事がある
そこにあるのはただその出来事で
相手が発したものは相手のもので
自分に抱えられるものは両手2つの自分のモノだけで
それ以上でも以下でもない
なので
ただ冷静にそれを見つめて
そうなのかとただ確認している
それにより怒りや悲しみの感情は
よく観ればそこには必要なかったのだと
理解出来る場面が多々ある
誰もが願うのは多くの幸せで
自分もそうだし相手もそうだと
「こうなれば幸せ」という枠も
ガラスケースの中に入っていた事に気付き
必ずしもそれが幸せではないのかもと
覗き込むように観る事が出来ている
出来事は自分を攻撃しない
攻撃させるのは自分の意識
その出来事で傷付くと決めた自分自身が
自分の心を傷付ける
視点が変われば捉え方が変わり
簡単には感情に支配されなくなる
自分の意識が静寂の中にあって
魂の光に包まれているような
そんな感覚
視点を変えれば世の中が変わる
この瞬間から変えられる
今
そんな事を体験している