お月様と星

太陽に溶ける猫
可愛い寝顔
早いものでもう12月
このセリフはきっと
一生に於いて
歳の数だけ口にするものだろうなぁと
思わせるほどに
この季節にはよく耳にしますね
つい先日まで夏だと思っていたのに
12月に入り冬至も間近
昼の時間が短くなったのを
日に日にかんじます
先月は色々と忙しくしていたので
久しぶりのお休みの日
用事が一段落したのが夕方4時頃で
少し遅くなったと思いつつも
食材の買出しに出掛けました
もうこの時間は
太陽が西の空へ帰り
お月様が空に浮かんでいました
とても繊細で
とても美しい三日月
自然と目を惹き
心を柔らかくします
キレイだなぁ…
そう思いながら
スーパーへと向かいました
その帰り道
隣にお星様があるのが見えました
さっきは雲に隠れていたのでしょう
キラキラと輝く宝石のようだなぁと
静かに心ときめかせておりましたら
ちょうど保育園の帰り道
お母さんにお迎えしてもらった子供達が
お空を指差しながら
「お月様と星〜!!!」
と大きな声で叫びました
それに続くお友達
嬉しそうに連呼します
人によってはうるさく感じたかもしれませんが
同じようにその美しさを共有出来た私は
その声が清らかにあたりに響いてまして
とても嬉しくかんじておりました
月と星ではなく
お月様と星なんだな
特に意味はないんだろうけれど
無意識にお月様に敬意をはらってしまうんだろうね
キレイなお月様が見えると嬉しいし
お月様が見てるのも嬉しい
そんな風に思わせる魅力があるよねと
そんな事まで共有出来たような
自分勝手な解釈で
心温まる夕暮れを味わいました