これまで、自分が好きだと思っていたものが、
今では好みに合わなくなっているものが沢山ある。
何故?
と自問し、自分を責める時もあったけれど、
そうではないと理解した。
自分の魂の意に沿わないものはもう、
受け入れられなくなっているんだ。
魂の真実に嘘がつけなくなっているんだ。
それは、
世界の何にも勝る「正義」という意味ではなく、
自分の魂の真実、ただそれだけ。
合わないものは「そうなんだと」認め、
但し自分は手を出さない。
自分が手にすべきものや事を、
しっかりと見極める為の魂の指針のようなものが、
ようやくハッキリとわかりだしたという事だろう。
これには自分で驚くほどの変化を見せたものもある。
正に「天地が返る」そのものだ。
その時々の自分に合わせた価値観の鎧を纏って生きて来て、
その鎧を降ろした時に、
忌み嫌う物に愛をかんじたり、
好み愛でたものに違和感を覚えたり、
本当の姿に気付いていなかった事を思い知らされる。
それは、
過去の全てを自分によって否定されたようなものだ。
相当な恐怖だ。
その段階に至っていなければきっと、
その変化を受け入れる事は出来なかっただろう。
だけど受け入れた今ならわかる。
かつて自分は、
違和感をかんじながら正当であると信じ込もうとし、
自分で自分を偽り苦しめていたのだという事が。
そうまでして正当であると信じたかったのは、
その苦しみの中からでしか学べない尊きものがあり、
それを掴むまでは離れないと無意識に決めていたからだろう。
人には段階があって、
それぞれの段階で学ぶべき事を決めている。
それを一つずつ学びながら目に見えない変化を遂げている。
なので変化に気付いていない事もある。
しかしとある段階に達すると、
目に見えて覆されるかのような変化を迎える時が来る。
その時のために、
自分が180度転ずる可能性がある事を許可した上で、
様々な体験を味わっていけば、
その変化に対する恐怖も和らぐのかもしれない。
次のステージに突入したのだとね。
そんな様々な学びを体験したくて地球にやって来たのだから、
学びの多様性を活かさない手はない。
新たな学びを得るためには、
勇気と信頼で以って、
天地を返せ。