日常に溢れるメッセージ

日常に溢れる様々なメッセージを綴ります

天地が返る

f:id:nakatakaori:20171121234747j:image

 

 これまで、自分が好きだと思っていたものが、

今では好みに合わなくなっているものが沢山ある。

 

何故?

 

と自問し、自分を責める時もあったけれど、

そうではないと理解した。

 

自分の魂の意に沿わないものはもう、

受け入れられなくなっているんだ。

魂の真実に嘘がつけなくなっているんだ。

 

 

それは、

世界の何にも勝る「正義」という意味ではなく、

自分の魂の真実、ただそれだけ。

 

合わないものは「そうなんだと」認め、

但し自分は手を出さない。

自分が手にすべきものや事を、

しっかりと見極める為の魂の指針のようなものが、

ようやくハッキリとわかりだしたという事だろう。

 

 

これには自分で驚くほどの変化を見せたものもある。

正に「天地が返る」そのものだ。

 

 

その時々の自分に合わせた価値観の鎧を纏って生きて来て、

その鎧を降ろした時に、

忌み嫌う物に愛をかんじたり、

好み愛でたものに違和感を覚えたり、

本当の姿に気付いていなかった事を思い知らされる。

 

それは、

過去の全てを自分によって否定されたようなものだ。

相当な恐怖だ。

 

 

その段階に至っていなければきっと、

その変化を受け入れる事は出来なかっただろう。

 

だけど受け入れた今ならわかる。

 

かつて自分は、

違和感をかんじながら正当であると信じ込もうとし、

自分で自分を偽り苦しめていたのだという事が。

 

 

 そうまでして正当であると信じたかったのは、

その苦しみの中からでしか学べない尊きものがあり、

それを掴むまでは離れないと無意識に決めていたからだろう。

 

 

人には段階があって、

それぞれの段階で学ぶべき事を決めている。

それを一つずつ学びながら目に見えない変化を遂げている。

なので変化に気付いていない事もある。

 

しかしとある段階に達すると、

目に見えて覆されるかのような変化を迎える時が来る。

 

その時のために、

自分が180度転ずる可能性がある事を許可した上で、

様々な体験を味わっていけば、

その変化に対する恐怖も和らぐのかもしれない。

 

次のステージに突入したのだとね。

 

 

そんな様々な学びを体験したくて地球にやって来たのだから、

学びの多様性を活かさない手はない。

 

新たな学びを得るためには、

勇気と信頼で以って、

天地を返せ。