来る8月15日に
77年目となる終戦記念日を迎えます
当日にお参りが出来ないので
先日 少し早くはあるのですが
護国神社に祀られた柱の方々に
ご挨拶に上がらせていただきました
今日の我が命への感謝と
先の大戦での
想像を絶するお働きへの感謝をお伝えし
その御霊が安らかでありますように
そして
新たにこの世に転生されたのであれば
今が幸せでありますようにと
お祈りさせていただきました
今日の私の命は
これまでに連綿と繋いで来てくださった
ご先祖様方のお陰様
あまりにも天文学的な奇跡の繋がりの先にあって
途方もないスケールに目がくらみます
それぐらいこの命というのは
尊いものなのだと
手を合わせながら改めてかんじておりました
2度と過ちは犯さないと誓いながら
何度も繰り返してしまう私達
光だけでは生きられず
闇だけでも生きられない
それこそが生きるという事なのだろうけれど
そうであるのならば
その局面に立った時に
自分がどう在るのか
その問いを投げ掛ける事
その問いと向き合う事
その問いに答える事から
目を逸してはいけないんでしょう
移転した図書館へ立ち寄った際に
風の谷のナウシカが目に留まり
久しぶりに読みました
最終巻7巻には
正にそれを思わせる内容が描かれていて
今の世を映しているようでした
光も闇も
いつの時代にも必ず同じだけ存在するのだから
だからこそ武器を置いて戦わず
それを認める必要があるんです
国という大きな括りで考えると無理にかんじますが
個人という自分一人を考えれば
可能なはず
心の中の争いを止め
心の中の武器を置いて戦わず
それもこれも私と認める
この小さな決心が
世界に必ず影響を及ぼすのでしょう
先の大戦で特攻された方々は
先ずはこうして私が食い止めねばと
一人一人の決意とこの國への愛によって
ご自身を犠牲にする事でこの國を護り
後世を私達に託されました
同じ事を繰り返したとしても
その時の一人一人の問いと答えが
より良く進化したものでありますように
もう一度手を合わせ
私達のために祈りましょう