日常に溢れるメッセージ

日常に溢れる様々なメッセージを綴ります

登山とは人生そのもの ✾行き方はわからなくて良い✾



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あなたが目指す目的地はこちらですよ

 

 

そのように言われても

 

 


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いや

コレどこ行くの?

 

 

って思うような道程だと

不安になりますよね

 

 

目的地の「も」の字も感じさせない

むしろ真逆にあるような

そんな景色を見せられたら尚更です

 

 

引き戻そうかと思っても

疑いながらもそこそこ進んでいて

もはや戻れないような場所まで来ていると

腹を決めてもう進むしかありません

 

 


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いいんだよね

これでいいんだよね

 

 

ドキドキしながらも

一歩一歩進みます

 

 

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やがて

「ここだ」

「この道で良かったんだ」

と思える景色が見えてきます

 

 

あぁ良かった

無事に辿り着いた

 

 

ホッと一安心

何とも言えない達成感も味わうかもしれません

 

 

 

思い返せば

よくあんな道を通って来たなぁ

到底ここに辿り着くとは思えもしない

まるで別世界だったなぁ

なんか

面白かったなぁ

 

 

そんな風に

ここまでの道程を振り返ったりして

 

険しい坂道も

急な階段も

猛獣よけの扉も

 

しんどい

苦しい

辛い

もう足が上がらない

何コレなんで?

 

そんなネガティブな感情も

 

全て

 

 

「面白かった」

 

 

って思うんですよね

 

 

 

きっと人生もコレと同じなのでしょう

 

行くと決めたら

その目的地までの道は用意されます

 

行き方など考えなくてよくて

用意された道を

ただ進むのみなのです

 

 

途中

どうにも方向が怪しいとかんじて

変な智慧を働かせて

違う道を進もうものなら

 

よくわからない獣道に踏み入れたり

ともすれば

崖から滑り落ちたり…

 

よくわからないと思えたとしても

必ず辿り着く道が示されているにも拘らず

信じられなくなったり

自分を疑ってしまったりして

勝手に拗らせて

時間ばかり取られる事になります

 

 

貴方は「あそこ」へ行きたいんでしょ?

本当に行きたいの?

本当?

ならば抗うのをやめて

委ねなさい

 

 

そんなかんじなんでしょうね

 

 

 

目的地を真から定めたなら

行き方は用意される

行き方はわからなくても良い

 

ならば

 

どのようにしてその道程を楽しむか

困難な坂道を

いかに楽に登りきるか

急な階段を

いかに楽に上がっていくか

疲れが出ぬよう

いかに楽に肉体を使うか

氣が乱れぬよう

いかに呼吸を整えるか

危険に踏み入れぬよう

いかに足元を見極めるか

 

そういった事に試行錯誤し

実践しながら自己研鑽する事に

醍醐味があるのですね

 

 

 

 

登山とは人生そのもの

 

 

 

 

なんて言葉を聴いた事があるのですが

正にそうだなぁと

しみじみかんじました

 

 

 

さて

今の道程はどうでしょうか?

醍醐味を存分に味わっているか

自分の内に問うてみましょうか