今、正にこの地球での生活を終えて、
肉体から離れる時を迎えているとしたら、
一体私は何を想うだろう…。
そんな事が頭を過ぎった。
そして、
その瞬間を見た。
この世に生まれ出てたその時にまで遡って、
多くの方との関わりを持ってその時を迎えている。
私と…
仲良くしてくれた友達。
仲良くさせてくれた友達。
意地悪をしてくれた友達。
意地悪をさせてくれた友達。
知らない事を教えてくれた人。
知らない事を教えさせてくれた人。
悪い事を教えてくれた人。
悪い事を教えさせてくれた人。
知らずに守ってくれた方々。
知らずに受け取らせてくれて方々。
見せしめに突き出してくれた方々。
見せしめに突き出させてくれた方々。
喜びを与えてくれた方々。
喜びを与えさせてくれた方々。
悲しみを与えてくれた方々。
悲しみを与えさせてくれた方々。
頼りにしてくれた方々。
頼りにさせてくれた方々。
迷惑をかけた方々。
迷惑をかてくれた方々。
才能を引き出してくれた方々。
才能を引き出させてくれた方々。
才能を利用しようとしてくれた方々。
才能を利用されてくれた方々。
信頼してくれた方々。
信頼させてくれた方々。
裏切ってくれた方々。
裏切らせてくれた方々。
好きになってくれた方々。
好きにならせてくれた方々。
嫌いになってくれた方々。
嫌いにならせてくれた方々。
愛してくれた方々。
愛させてくれた方々。
他にも数え切れない沢山の方々。
そんな関わりを持った人生を歩んだ私を、
引き受け、宿し、生み、育ててくれた、
この世に唯一の父と母、そして姉。
更に、
飼っていた犬、
野良猫たち、
小鳥や虫や魚など様々な動物たち、
お花や草や木、
山や森や海や空。
水も空気も、
私の糧となってくれたお野菜やお肉や魚、
全てのエネルギー。
何一つとして欠ける事なく、
私の人生に関わり、
育て、磨いてくれた事、
出逢ってくれた事、
お役割を担ってくれた事、
その日を迎えるまで私の為であってくれた事、
言葉には言い表せない程に、
深く、
深く、
深く…
心から、
ありがとうございました。
なんと恵まれた事か。
なんと有難い事か。
なんと美しい事か。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
今、そう見えたと言う事は、
そう思える道を歩んで行く事を意味しているのだろうと思います。
喜怒哀楽全てが学びで、
私と言う魂に必要な糧となり、
段階に応じてその意味を変え、
心豊かに、そして静かに、
歳を重ねて行くのだろうと思います。
死を想う事は生を想う事。
とても大切だと思っています。
その死を迎えるに相応しい「今」を、
「生」と向き合いしっかりと生き抜く事が、
私との約束になるのでしょう。
愛と喜びをかんじながら、
軽やかに肉体から飛び出しましょう。
今この瞬間の笑顔が、
この瞬間のワクワクが、
そのエネルギーとなるでしょうから。