十人十色という言葉があるように
職場というのは本当に様々な人が集まっている場所
自分が交わりやすい人ばかりなら
コミュニケーションも楽ですし
いつも楽しいでしょうけれど
そうでない人も必ずいるので
コミュニケーションが難しく
様々な感情を掻き立てられます
とはいっても
感情を掻き立てられるのは
どの状況においてもあるもので
その時に自分がどのような反応をするのかが
いわゆる学びポイントとなります
学びの中には「忍耐」を求められるものがあります
忍耐は
その状況を受け止め見守ることだったり
自分のエゴをコントロールして
暴走させないようにすることだったり
如何様であっても良いと腹を据え
導き出された結果に対して常に
いつでも対応出来るように整えることだったり
色々なものが考えられます
それは言い換えれば
相手への「赦し」と言えるものです
ですが一歩間違えるとその「赦し」は
自分さえ堪え忍べば良いという自己犠牲の精神が働き
「妥協」へと振られてしまいます
本当はこうしたいのに
相手の望むようにしてあげた方が良いのだろうと
その意見を飲み込むように
この時
導き出された結果に対しても
如何様であっても良いという心で対応出来ないので
もやもやしながら対応する事が多いと思います
だからこうした方が良かったのにと
ほんのり怒りをかんじているのではないでしょうか
「赦し」と「妥協」
どんな相手に対して強く出やすいのか
それは
交わりやすい人に対しては「妥協」が
交わりにくい人に対しては「赦し」が
それぞれ出やすいように思います
親しくなるがゆえに
相手に嫌な想いをさせたくないという優しさが「妥協」を生み
嫌う気持ちがあるがゆえに
相手を受け入れられるようにという優しさが「赦し」を生む
どちらが厳しいというのは計れるものではありませんが
気持ち的に
嫌いという0からスタートして加点していくのと
好きという10からスタートして減点していくのとでは
心へのダメージがどちらが大きいのか比較は容易ですね
だからこそ
親しき仲にも礼儀礼節を持って接し
過ぎぬ交わりを心がけることが大切で
そうして意図して作る距離感に「赦し」が宿ります
嫌う相手にも色眼鏡で決めつけるのではなく
少し俯瞰で相手を観ることが大切で
同様に意図して作る距離感に「赦し」が宿ります
距離感
礼儀礼節
俯瞰視点
自分は保てているだろうか
そんな学びが
十人十色の人々が集まった職場には溢れています
自分の意思で
自分の意図で
コミュニケーションを計り
知って
わかって
実践する
最高の学び場に
職場をシフトさせれば
かなり楽しいと思います
自分で造る
最高のゲームです