一年前の今頃は、
吹き出物が大爆発しておりました。
思春期にも出なかったような、
大玉の吹き出物ばかりが顔中に出来て、
化粧水も乳液も効かず、
化粧などしようものなら、
ファンデーションを塗ったそばから剥げてしまうのうな、
そんなコンディションの肌になってしまっていました。
実は肌だけではなく、
まつ毛も抜けてしまっていたのです。
私のまつ毛は、
上下とも長さも量もあり、
ビューラーで上げると、
それなりにマスカラが映えるようなまつ毛だったのですが、
一年前の肌の不調期間は、
まつ毛が抜け、
長さも今までの半分となり、
ビューラーでも上げられない、
マスカラをつけても瞼に隠れて皮膚に付着する、
メイクしててもノーメイクに見えるような状態でした。
身体に変化が起きている事はわかってはいましたが、
もしかしたら年齢のせいなのかしら?とか、
私の第2形態がコレなのかしら?とか、
過渡期として捉えるよりも、
この状態に落ち着くのかもしれないなと、
心の何処かで覚悟しておりました。
どうせつけてもあまりわからないのであれば、
メイク落としの際に負荷もある事だしと思い、
それから長らくマスカラをつけないで過ごしておりました。
ところがここ最近、
人前に立つ事も増えた事から、
久しぶりにマスカラもつけたフルメイクを施すようになりました。
久しぶりにビューラーでまつ毛を上げますと、
以前のようにしっかりと、
毛量も長さも復活している事がわかりました。
今現在は、
お肌もほぼ改善して、
メイクのノリや肌の艶も大きく変わりました。
恐らく、
まつ毛も含めて、
強烈な猛烈なターンオーバー、
細胞の生まれ変わりが起きたのではないだろうかと思っています。
肌荒れが始まってからは、
口にするものは明日の私、
と思いながら、
お水や食べ物などにこれまで以上に気を配りました。
それと同時に、
身体の外に出てくるものは、
身体の内に隠れていた不浄なものですので、
物理的な毒素だけではなく、
感情もそう、
潜在意識と顕在意識のズレ、
未消化の想い、
不浄な想いなどの解放と捉えて、
自分の内側で何が起きているのかをしっかりと観察し、
逃げる事なくしっかりと向き合いました。
その結果が「今」なんだろうと思います。
身体が心と力を合わせて、
しっかりと心身を整えてくれていたんだろうと。
あの時はかなり辛かったのですが、
そのおかげで今があり、
あの苦しみを越えてくれた身体と心には、
本当に感謝です。
外見は内面の「一番外側」
と言います。
皮膚に何かしらの症状が出た場合には、
内側からのメッセージがあるという事です。
ただ、
外側からのアプローチをするだけでなく、
内側もしっかり見つめて、
ありのままを受け入れる事も重要なのだとかんじます。
心も身体も、
「私」を心地良くする為にのみ、
「私」を形成する働きをしてくれています。
「私」の潜在意識にある想いに忠実に、
いつも「私」の為に働いてくれています。
「私」への感謝、
慈しみ、
慈愛の心を、
忘れてはいけないなぁと改めて思いました。
たかがまつ毛ですが、
大変な状況を乗り越えて帰って来てくれたのですから、
色々と思い馳せてしまいます。
全ては過ぎ去っていく、
無常である、
いつでも新しい自分である、
身を以て教えてくれたとかんじた経験でした。