何だかんだと言いながら、
松下幸之助という人の言葉に直接触れた事がなかったので、
図書館で借りて読んでおります。
「道をひらく」「続・道をひらく」
これらは、
新聞に掲載されたコラムをまとめたもの。
見開きでまとめられた短編が収録されており、
とても読みやすい仕様になっています。
もちろん、
そこに書かれた言葉の一つ一つには、
時代だなと感じるものもあれば、
この頃からこの危機感を持たれていたのに、
未だ変わらず危機のままだなぁというもの、
今だからこそ響いてくるものなど様々。
色んな方が解説して語り継いだりもされてますが、
やはり発信された方のそのままの言葉を読むのが、
一番正しく感じられますし、
深く伝わります。
幸之助さんは宇宙と繋がっていたんだなぁ、
そう感じる内容ではあったのですが、
それを上回るのがこちら。
序章だけでも読んで欲しいと思うくらい。
完全に宇宙と繋がっています。
内容としては、
ご自身が考えるこれから必要な価値観、
という事で、
勝手に思う事だから変に思われたらすんません、
でもこう思うんですよ、
未来のため、日本のため、人のためには、
こんな人間観が必要やと思うんですよ、
と言ったスタンス。
だけど、
かなり核心をついています。
今だからこそ、
必要な捉え方だなぁと。
この世界は全て、
完璧なタイミングで出来事を提供してくれています。
私にとっても「今」だったんだなぁとかんじます。
10年早かったら、
きっとわからなかっただろうから。
今、松下幸之助という人の言葉に触れる事が出来、
とても有難く感じています。