気分が沈みがちだったり、
何だか自分の存在意義さえわからなくなったり、
そんなネガティブな気持ちに苛まれる時は大概、
自分への感謝が足りていない時。
「私」という存在は、
いつでも「私」であり続けてくれていて、
どんなに苦しもうとも悩もうとも、
いつでも「私」を諦めずに居てくれている。
髪は伸びる。
爪も伸びる。
お腹も空く。
勝手に消化してくれる。
排尿がしたくなる。
排便したくなる。
眠たくなる。
心地良さを感じてくれる。
お風呂に入らねば垢が溜まる。
代謝をし続けている。
突然私以外のものにはならない。
何も指示していないのに、
何も命令していないのに、
「安心してね」
と言わんばかりに「私」であり続けてくれている。
そんな健気な「私」に対して、
一番厳しくするのは私で、
一番蔑ろにするのも私。
当たり前に扱うのも私で、
不満をぶつけるのも私。
「私」に対して誰よりも酷い扱いをするのは、
いつだって私だ。
だから気付いて欲しくて、
そんなネガティブな気持ちをイダイテクレテイル。
「貴方はそんな人じゃないんだよ」
そう気付いて欲しくて。
そこまでの扱いを受けてもなお、
「私」は私に優しい。
ネガティブな気持ちに苛まれる時は、
自分の内側に入ってみると良い。
どんなに素晴らしいか、
どんなに素敵か、
どんなに愛らしいか、
どんなに優しいか、
見つけてみるといい。
生きている事、
生きて来てくれた事、
生かしてくれている事、
そんな事への感謝を、
自分への感謝を、
見つけてみるといい。