徹底して自分と向き合うには、
全てを手放し、
孤独の中に生き、
たった1人で自分の中の闘いを終わらせて、
光を見つけるというプロセスが必要になります。
しかしそれをするには、
時間が必要だし、
環境にも大きな変化が生じますので、
それなりの勇気と覚悟が必要。
さすがに厳しいなぁという方にオススメ。
簡易的な向き合い方法です。
これで少しは、
今の自分を知る事が出来るのではないでしょうか。
手順は次の通り。
①1〜3日、通信手段をシャットアウトする。
②その間、SNSなどは一切見ない。携帯を触らない。
③どんな些細な事でも、湧いて来た感情をノートに書き出す。
④何故そう感じるのか分析し、本当に必要な事は何かを探る。
⑤④で出た結果を満たす行動を取る。
今やSNSは我々の生活に染み付いています。
かつては、「今からご飯を食べます」なんて事、
わざわざ人に連絡などする事はしませんでしたし、
他人からすれば「知らんがな」極まりない事。
だけど、
気軽に発信出来るようになって、
そこから実は、自分軸が外にズレるようになって来ているのです。
更には、スマホで出来るゲームも、
時と場所を選ばびませんので、
スマホに自分を奪われてしまっているのが常態化してたりしますね。
①②その、気軽な外部との接触手段であるSNSを断ち、
メールや電話も断ち、
ゲームも断ち、
自分1人の時間を作ります。
3日は厳しくても1日なら出来るでしょう。
出来れば休日、1人で過ごせる時が良いですね。
③その時に感じた感情。
例えば、
携帯が見たい
みんな何してるのかな?
何故かわからないけどソワソワする
不安
孤独
苦しい
色んな感情が出てくると思います。
思い当たらない場合、
本当は感じてるのに、無視しているかもしれないのでしっかり感じてください。
④それらを全て、分析します。
携帯が見たい→携帯に依存、中毒気味
みんな何してるのかな?→人の動きが気になる、放って行かれそう
何故かわからないけどソワソワする→落ち着かない、1人で居られない
不安→安心を感じられていない
孤独→見放されたような気分
苦しい→耐えられない
「携帯に依存し、中毒気味に。
人の動きが気になって、自分が放って行かれそうで落ち着かず、1人では居られない。
たった1人では安心を感じられず、見放されたような気分で耐えられない。」
これってつまりどういう事かというと、
自分自身の魂が、
自分自身に対して感じてる事なのです。
ここでは、魂=インナーチャイルドでもあります。
インナーチャイルドはいつも孤独なようです。
貴方がいつも外にばかり意識を向けて、
インナーチャイルドを見つめてくれないから、
放って行かれそうで不安で、
見放された気分になって耐えられないと、
悲鳴を上げているのに届いていないみたいです。
きっと、悲しくて泣いています。
私なんて愛される価値はない、とスネています。
⑤悲しまなくて良いよ、愛される価値があるんだよ。
そんな風に、自分の名前を呼びながらハートに語りかけます。
そして、今、一番やりたい事を「自分のためだけに」やってみます。
それは、
美味しいケーキが食べたい、かもしれないし、
部屋のあの一角を片付けたい、かもしれない。
公園に行きたい、かもしれないし、
歌を歌いたい、かもしれない。
トイレに行きたい、かもしれないし、
お風呂に入りたい、かもしれない。
小さな小さな望みでも、
それを何よりも優先して叶えてあげます。
人の力を借りる事なく、
自分の力で自分の魂の声に応じて満たして行きます。
最初はこんな小さな事から始めると良いかもしれません。
その奥にはもっと深い訴えがあるかもしれないけれど、
急にはしんどいからね。
ネガティブな面にばかりフォーカスしましたが、
ポジティブな感情も書き出しておきましょうね。
空がキレイ、とか、
風が気持ちいい、とか、
目玉焼きがうまく焼けた、とか。
自分へのご褒美になります。
こうして少しずつ、
「自分を知ろうとする」という行動が大切です。
疲れているのに、それにすら気付けない人もいます。
魂は、外的な要因にはそんなに強くありません。
丁寧に扱わなくてはいけません。
だけど魂は、内的な要因にはとても強いのです。
自分と向き合い、越えていくための苦しみには、
決して負ける事なく力を増幅させていきます。
魂は、弱いけど強い。
大切な自分の為ならば、
惜しみなく力を発揮します。
自分のためにエネルギーを使う事が、
魂の望む生き方、と言い換える事もできますね。
その為にも先ずは自分を知る事。
今が少し息苦しい方は、
一度お試しください。
最初は1日だけ試してね。
急な事はしないでね。
それもご自愛だからね。
※感情を書き出す事で、頭の中を整理する事が出来るので、この件に限らず、取組み事に関しても有効な手段です。
※心理学における「エンプティチェア」という手法の応用でもあります。