玉子焼きが食べたくて、魚の棚へ行ってきました。
魚の棚、10年以上前に行った事があるのですが、
私の中で、雰囲気が良くないという印象だけが強烈に残っていたんです。
あの時も玉子焼きが食べたくて行ったんです。
確か。
でも、何もない、汚い、澱んでる、
みたいな事を感じてたんですよね。
なのでどうかなぁ?と思いつつ行ってみると、
澱みも気の重さも感じられずとてもクリアな雰囲気。
あれ?こんな所だったかな?と思いました。
人の良さ、海産を主とした豊富な食べ物、
玉子焼きの良い香り、
嬉しそうに買い物する観光客、
なんかとっても良いなぁとかんじたのです。
あの時の私は一体どんな心理状況だったのかなぁ。
色んな事に怯えていたんだろうなぁ。
食への関心が無かった頃、苦痛だった頃なので、
見るもの全てが敵だったかもしれない。
辛かっただろうなぁ。
と、軽く思いながら、
今回は意気揚々と玉子焼きをいただいたのでした。
15個 550円。
これじゃ足りないかもなぁ…と思ったけれど、
結構お腹膨れますね。
随分といやしんぼさんになったものです。
以前は実際に商店街の雰囲気も良くなかった可能性もあるけれど、
自分が変われば景色も変わりますね。
世界は美しいんだなぁと実感しました。
青空をトンビのペアが悠然と飛び回っていました。
美しかったです。