以前から行きたいと思っていた
越木岩神社へ足を運んで参りました
駅から歩いて行きましたが
結構な坂道
ゆっくりじっくり
辺りを見渡しながら歩を進めます
それにしても
自分がここにいるのが
場違いなのでは?と思える程
その道中は大きな家が建ち並びます
閑静な住宅街の山の上にある神社
それが越木岩神社です
第一の鳥居をくぐればそこはもう森の中
とても心地良い空間が広がります
※参道の森は
西宮市が保護区に指定しています
お社のお写真は撮っていませんが
どこも本当に氣が良くて
あぁ私ここ好きだなぁとかんじました
この写真を撮った場所で
「私ここ好きです」
って声をかけたら
風がふぁーーーっと吹き抜けました
夏日の暑い最中でしたが
ここにいる間中
ずっと心地良くて
時が止まったかのような氣持ちになります
拝見したかった磐座
近くで見ると迫力があります
磐座信仰というのがあって
ここの磐座も
かなり深い信仰が持たれていたそう
大阪城を建城中
その時の石工が
この磐座から石を切出そうとしたそうですが
村の人たちは大反対
それでもそれを押し切って
切出そうとすると
大きな事故が起こり怪我をする羽目に
結局切出されなかったようですが
切出すつもりの家紋が今も残っていて
「触っていいよ」
という看板まで出されています
寛容ですね
磐座の裏側に回って
全体を見ている時に
裏手の腰丈ほどの岩に手をついたんです
そうしたら
そこにカナヘビがいたようで
大慌てで逃げて行きました
私と距離を取ったまだ小さなカナヘビ
驚かせてごめんね
氣付かなかったんよ
ごめんねと謝って
可愛いね君
キレイだねぇ
とずっと話しかけていました
そして厚かましくも
ワガママ言うんだけど
君の写真が撮りたいから
ここの岩のところまで戻ってきてくれる?
とお願いしてみました
そうすると
戻ってきてくれたんです
ぐるりと私の目の前の岩を経由して
隣の木をよじ登って
元の岩の向こう側へと消えていきました
その間に数枚激写
動画も収めました
ちゃんと意思疎通が出来たようで
とても嬉しくて
ありがとう
ありがとうね
ワガママ聞いてくれてありがとう
とお礼を伝えて後にしました
それにしても迫力が凄い
一つだけ落ちていた椿の花も
よく来たねと迎えてくれたかのよう
来て良かったなぁ
最幸の時間だなぁ
そんな想いが溢れる中
境内内でしばらく佇み
氣が満ちたところで帰路に就きました
後で北の磐座へ行かなかったと氣付きましたが
今日はそれで良かったのでしょう
確かにそれで良かったです
表面的な事しか綴りませんでしたが
深いところでも色々かんじるものがありました
また訪れたい場所です